ネイティブイングリッシュとプライムイングリッシュはどちらも人気の英会話教材なので、「どっちを買ったほうがいいの?」と悩むと思います。
ずばり結論をいうと、
- リスニングや発音を伸ばしたい人にはプライムイングリッシュ
- 簡単なフレーズを話せるようになりたい人にはネイティブイングリッシュ
をおすすめします。
その理由を、2つの教材の良い点を紹介しながら説明しますので、買う前に参考にしていただければと思います。
目次
プライムイングリッシュの良い点
まず先にプライムイングリッシュの良い点を紹介します。
音声変化を学べる
ネイティブが普通のスピードで話すと、単語の音どおりに聞こえずに、音が消えたり変化したりします。
例えば「Thank you」だと、一つ一つの音は「サンク ユー」です。これが音が変わって「サンキュー」になります。
ネイティブが話すときにはこういう音声変化がよく起こりますので、この音声変化を知らないとネイティブが言ってることは聞き取れないです。
その音声変化を学べるのがプライムイングリッシュです。
すべての文にカタカナ表記があるので、どのように音声変化してるのか、目で見て分かるようになってます。
また、スロースピードの音声もあるので、あまり英語を聞き取れない初心者でもはっきりと聞き取れるようになってます。
ネイティブイングリッシュや他の教材はそこまで音が崩れていないので、音声変化を学ぶことが難しいです。
発音を動画で学べる
プライムイングリッシュの特典に動画があって、そこで発音を学ぶことができます。
例えば、「LとRの発音の仕方」や「you、yourの音声変化」、「gonnaの発音」などの動画があります。
メールサポートの期間が無期限
プライムイングリッシュは無期限でサポートを受けることができます。
ネイティブイングリッシュのサポート期間は3年間で、それでも充分な期間です。
でも、どうしても勉強できずに長期間のあいだが空いてしまったときなどに、無期限のサポートは大変助かります。
以上がプライムイングリッシュの良い点です。
ネイティブイングリッシュと比較すると、プライムイングリッシュは「音」の部分が優れている教材となってます。
ネイティブイングリッシュの良い点
次にネイティブイングリッシュの良い点を紹介します。
学べるフレーズが多い
ネイティブイングリッシュには72個の場面があるので、大量のフレーズを学ぶことができます。
例えば、「基本のあいさつと返答」や「相手に質問する」、「空港搭乗手続き」など、かなりの場面を網羅しています。
学べる場面の数が多いと、自分が学びたい場面を選ぶことができます。
プライムイングリッシュには24個の場面しかないですので、学べるフレーズは少ないですし、そもそも学びたい場面のフレーズがない場合もあります。
例えば、空港の手続きや、ショッピング、乗り物などの場面がないです。
普段使いそうなフレーズを学べる
ネイティブイングリッシュには基本的な会話が収録されています。
例えば、「久しぶり」「最近どうしてた?」「どこに住んでるの?」「兄弟いるの?」「チェックインしたい」「おすすめのレストランはありますか?」「ビーチに行くバスはどれですか?」といったような、日常会話でよく使いそうなフレーズが多いです。
もちろんプライムイングリッシュにも「どこの出身?」「久しぶり」「どこかいいレストランを知っている?」といったような基本的な会話のフレーズはあります。
しかし、「他に住む余裕がないからここに住んでいる」「出会い系アプリを試してる」「ねじを巻くあいだ…」といった難しい会話も含まれていますので、プライムイングリッシュのほうが難易度は若干高いです。
返金保証期間が90日ある
ネイティブイングリッシュの保証期間は90日もあるので、じっくりと教材を試すことができます。
プライムイングリッシュの保証は14日間と短いので、自分に合っている教材なのか判断しにくいです。
以上がネイティブイングリッシュの良い点です。
プライムイングリッシュと比較すると、ネイティブイングリッシュは多くのフレーズが学べる教材となってます。
まとめ
あらためて、どの教材を選べばいいかというと、
- 英語にそこまで苦手意識がなく、少し難しい表現も学びたい
- 音声変化を学んで、リスニング力をアップさせたい
- 発音もしっかりと学びたい
こういう目的ならプライムイングリッシュを買ったほうがいいです。
また、
- 英語が苦手で、簡単なフレーズから学びたい
- 自分に必要な場面のフレーズから学んでいきたい
- 教材をじっくり試して自分に合っているか確認したい
こういう目的ならネイティブイングリッシュを買ったほうがいいです。
特徴が違う教材なので、目的に合った教材を選ぶようにしましょう。
コメント