こんにちは、ひーろーです。発音教材「スコットペリーの発音大学」のレビューです。
販売元:株式会社チカラインターナショナル
目次
教材概要
本編
- テキスト:発音の秘訣とトレーニングの紹介(45ページ)
- DVD1:発音トレーニング(52分)
- DVD2:発音大学セミナー前編(66分)
- DVD3:発音大学セミナー後編(66分)
本編
発音大学は、音(母音・子音)単体の練習よりも、呼吸の仕方や文章を使った発音の練習がメインとなっている発音教材です。
- テキスト
日本人とネイティブでは話すときにどのような違いがあるのかを解説しています。発音練習には、
- アルファベットの発音
- 唇の形
- 息の仕方
- ネイティブの話すスピード
- 同じ音を多く含む文
- 日本語にはない音
- カタカナ英語
- ネイティブ同士の会話
などがあります。
DVD1の内容がテキストに載っています。
- DVD
スコット・ペリーさんによるセミナーになっており、「DVD2」では
- 英語学習における神話
- 英語圏に住んだときに伸びやすい能力と伸びにくい能力
- 英語が話せない人のタイプ
- 発音レベルの高い人の特徴
- リスニングと発音の関係
などを紹介しています。
「DVD3」では、「DVD1」に収録されているトレーニングだけでなく、収録されていないトレーニングも紹介しています。実際に参加者へ発音の指導をしている場面もあります。
教材を進める際のメールサポート等はあるか
ありません。
価格と内容のバランスは合っているか
価格は12、800円となっています(配送費1,000円)。発音練習とスコット・ペリーさんのセミナー動画がありますが、若干高いように思います。
おかしな表現等はないか
公式サイトに
先着100名様に限り、特別価格を設定しました。
通常販売価格19,800円⇨特別価格12,800円
とありますが、7年以上も前から販売されており、先着100名を超えているはずなのに12,800円で販売されています。
また、気になった点ですが、
「発音大学」では、発音記号を一切使いません。
と紹介されていますが、トレーニングの「基本の音」のセクションでは、「e」や「Eh」「aha」などの発音記号みたいなもので音の分類をしています。
返品・返金保証はあるか
返品・返金どちらもありません。
デメリット
- 「基本の音(母音や子音)」を練習するときに、音と唇の動きだけで学ぶことになる
- CDがないので、外出先では音を確認して練習することができない
- DVDの早送りをするとセクションの途中から再生されてしまったり、テキストに付属されていないCDやソフトの単語が出てきたりするのなどの不備がある
こんな人にはすすめられない
- 初心者や、音と唇の動きだけで発音練習をしたが身につかなかった人
- 外出先でもちゃんと音を確認して発音の練習をしたい人
- DVDの操作が面倒だったり、不備のあるテキストに不満を抱いたりする人
メリット
- 呼吸法や音のつなげ方を学べる
- ネイティブのリズムとイントネーションを身につけることができる
- よりネイティブの発音に近づけることができる
こんな人にすすめたい
- 今まで呼吸や音のつながりを意識せずに話していた人
- 単調なリズムやイントネーションで会話をしている人
- 日本語訛りの英語を解消したい人
総合評価(3.5点)
「遅いスピードで会話できるが、ネイティブ同士が会話するスピードで話せるようになりたい」
「途切れ途切れの発音ではなく、滑らかな発音を身につけたい」
このような人におすすめできるのが「スコットペリーの発音大学」です。母音・子音の発音よりも呼吸法や音のつなげ方に焦点をあてた発音教材になっています。
DVD1とテキストを使って、息の出し方や唇の位置、単語のブレンドの仕方などを練習します。DVD2・3で英語や発音の知識を学びます。
ネイティブが英語を話すときにどのように呼吸・発音しているのか確認し、練習することで滑らかな発音を身につけることができます。
母音・子音の発音は上手くできるようになったので、次のステップとして会話スピードを上げたい人におすすめできる教材です。
公式サイトにはこちらから↓
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