こんにちは、ひーろーです。今回は発音教材のネイティブスピークと発音大学の違いについて書こうと思います。
この2つの教材はどちらもスコット・ペリーさんが監修または制作しており、株式会社チカラインターナショナルが販売しています。
下記の表に特徴をまとめました。
教材名 | ネイティブスピーク | 発音大学 |
---|---|---|
総合評価 | 4.5点 | 3.5点 |
価格 | 12,800円 | 13,800円 |
内容 | アルファベット、母音、子音など | 呼吸法や音読がメイン |
進め方 | 省略 | |
特典 | CD | なし |
返品・返金保証 | なし | なし |
サポート | なし | なし |
価格について
ネイティブスピークが12、800円、発音大学が13,800円となっており、ネイティブスピークのほうが安いです。(消費税・送料込み)
内容について
ネイティブスピークでは
- アルファベットの発音
- 母音・子音の発音
- リエゾン
- ボイストレーニング
を学びます。
アルファベットは普通に発音したり、語尾を伸ばして発音したりします。
母音・子音はまず音だけで練習し、その後に単語・文単位で発音練習をします。
リエゾンは通常の発音と音声変化した発音の練習をします。
ボイストレーニングは、唇や舌のエクササイズ、声帯のストレッチなどをします。ボイストレーニングといっても声を出すトレーニングは少ないです。
発音大学には7つの秘訣とワークブック、セミナー動画があります。7つの秘訣では
- 呼吸の仕方
- 単語の語尾を伸ばす
- 音のブレンド
- Nasal Sound(鼻にかかる音)の出し方
- 高周波数の音の出し方
- 唇の形
- 速度を上げて話す方法
を学べます。アルファベットを使うドリルが多いです。
ワークブックでは
- 振動する音の出し方
- Nasal Soundの出し方
- 唇の形
- アルファベット・数字の発音
- ネイティブの話すスピード
- 50語程度の文のリーディング
- 母音・集合音・子音
- 特定の音の発音
- 英語とカタカナ英語の比較
- 逆呼吸
- 口のウォーミングアップ
- ネイティブ同士の会話
を学べます。母音や子音単体だけの練習はあまりなく、ほとんどの練習は単語や文を使っています。
セミナー動画では
- 英語学習の神話
- 留学について
- 英語ができない人のタイプ
- 発音レベルについて
- 発音レベルが高い人のタイプ
- 唇のタイプ
- 発音の筋肉を鍛えるトレーニング
- 横隔膜を使う
- 通常の会話と気をつけて話すときの違い
などを紹介しています。
進め方について
ネイティブスピークには特に進め方が書かれていませんので、どこから始めても問題ないと思います。
発音大学も進め方は説明されていませんが、母音・子音→単語→文という流れで練習すればいいと思います。
特典、返品・返金保証について
ネイティブスピークの特典は、アルファベット・母音・子音・リエゾンの音声が収録されているCDがあります。
発音大学には特典がありません。
ネイティブスピーク、発音大学ともに返品・返金保証はありません。
サポートについて
ネイティブスピーク、発音大学ともにサポートはありません。
総合評価について
ネイティブスピークは4.5点、発音大学は3.5点となっています。
ネイティブスピークのデメリットは、英語を滑らかに話す練習がない、発音だけを学ぶにしては高額である点です。メリットは、CG映像で分かりやすい、外出先でも練習できる、リエゾンも学べる点です。
発音大学のデメリットは、テキストに不備がある、DVDで早送りをすると各場面の途中から始まる、外出先で練習がしにくい点です。メリットは、滑らかに話す練習がある、呼吸法や音の出し方を学べる点です。
まとめ
この2つの教材では、学べることが違います。ネイティブスピークは母音・子音の発音の仕方、発音大学は呼吸法や滑らかに話す方法がメインとなっています。
以上のことから、
「どうやって発音したらいいか分からない」「一から発音を学びたい」
このような人にはネイティブスピークをおすすめします。
「基本的な発音はできるので、滑らかに話せるようになりたい」
このような人には発音大学をおすすめします。
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